~風吹くままに 心のままに~

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カテゴリ:風の旅 石見温泉津( 5 )

石見銀山 おめでとう 世界遺産登録

 2ケ月前、ユネスコの諮問機関「国際記念物遺跡会議(ICOMOS)」から
 世界遺産登録延期を勧告された、「石見銀山遺跡」が正式に
 世界文化遺産に登録されたとの事。。。
 昨年、石見銀山を訪ねていましたので、なおさらのこと嬉しいですね!!
 ※見学コース「龍源寺間歩」
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 一時は登録最有力候補とまで言われていましたが、正直、登録延期の
  勧告記事を読んだ時にはダメかなと思ってました。
  この2ケ月、政府は、英文110ページの反論書を作成するとともに、
  関係各国の担当者らと直接交渉するなど土壇場での巻き返しに
  奔走したそうです。政府ならびに地元の皆さんほんとにご苦労様でした。
  ※五百羅漢とそり橋 国指定文化財 
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 写真は銀山で亡くなった人々の霊を供養するため
 25年の歳月をかけて作られた五百羅漢が安置される石窟とそり橋。。。
 江戸時代初期、銀山発展の為に亡くなられた多くの方々の霊もさぞかし
 お喜びでしょう。。。
  
 一方で、これから多くの観光客が訪れるであろう地元の受け皿(銀山の
 入り口までの狭い道路やキャパのない駐車場など)は、今回世界遺産登録の
 ポイントとなった「周囲の自然を破壊せず、共生している」との評価に反する?
 早急なインフラ整備が必要だと素人目に見ても感じてしまいます。
 できるだけそのバランスを保ちながら、石見銀山の素晴らしさが世界に
 アピールされますように願っています!! 

 ※世界遺産登録エリアの紹介です
   世界遺産候補~石見銀山&大森の街並み
   世界遺産候補~石見銀山&銀山街道の町並み
   世界遺産候補~世界遺産候補。。。温泉津(ゆのつ)温泉郷散策
   世界遺産候補~堂々のファイブスター温泉 津温泉(ゆのつ)

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by kazemachitaro | 2007-06-29 22:58 | 風の旅 石見温泉津

世界遺産候補 石見銀山 大森の街並み

 石見銀山、大森町は銀山のふもとに伸びる街道沿いに栄えた町です。
 銀山の発展とともに、江戸時代には幕府の直轄天領として、政治経済の
 中心となり、武家屋敷、町屋敷、寺社、民家が街道沿いに細長く混在する
 珍しい街並み景観が当時のまま残っています
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 そんな江戸時代末期の面影が残る重要伝統的建造物群保存地区
 散策してみましょう。

 ●江戸亀井戸天満宮に似せて作られた城上神社
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 本堂には鳴竜といわれる天井絵が施され、その下で手をたたくと共鳴する
 音が竜が鳴いているように聞こえます。。。いやっそんな気がするかなぁ~???
 
 ●大森代官所跡
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 銀山経営の中枢、現在は資料館として、銀山で使用された鉱山道具や
 古文書、鉱石など約800点を展示。当時の採掘方法や銀山に関わる多くの
 人たちの暮らしぶ りなどがわかります。

 ●本堂や山門の「四脚門」が新緑に映える勝源寺
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 幕府直轄地であった為か、徳川家代々の将軍を祀る東照宮があります。
 夜な夜な水を飲むために抜け出したと云われる
 竜の彫刻や空想動物?の彫刻。

 ●重要文化財 熊谷家住宅
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 銀山町の中で最も大きい商家。写真撮影禁止であったため中を
 紹介できませんが、鉱山業、酒造業とともに代官所業務の代行も行っていた
 代々町年寄を務めた名家の立派な総漆喰建築様式を堪能できます。

 ●郷宿田儀屋の遺宅 大森では珍しい妻入形式。
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 郷宿とは公事宿のことで、代官所と近隣から銀山に働きに来る
 村人との間における諸事務の取次ぎや簡易宿泊所の役目を担ったとか。

 ●河島家住宅 
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 街道に面して門・土塀・庭などを設けられた武家屋敷住宅。
 上級役人の居宅であったとされるが、商家に比べると小さく質素。

 ●五百羅漢とそり橋
 国指定文化財(羅漢は写真撮影禁止の為パンフレットスキャン)
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 羅漢寺の崖に掘られた石窟に安置されている五百体の羅漢像。
 銀山で亡くなった人々の霊を供養するため、25年の歳月をかけて作られた
 もの。羅漢とはお釈迦様に従っていた五百人の弟子のことで、その様々な
 表情はここにお参りすれば亡くなった人に会えるといわれ人間と仏様の間に
 存在する状態を写しているとか。

 ●大久保石見守長安(おおくぼいわみのかみながやす)の墓
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 徳川家康の信任厚く、初代石見銀山奉行に任じられ、佐渡金山、伊豆金山、石見銀山の3奉行を兼任した天下総代官と言われるが、その役職を利用してか金、銀をこっそり抜き取り莫大な資財を横領、徳川忠長(家光と世継を争う)に加担していたとされ、一族全員死罪に処された謎多き人物として歴史小説にはよく登場して来ます。お金の魔力に翻弄されるのはいつの時代も同じだったというわけですね。。。!!
 
 ●街道沿いの町並み
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 格子や蔵窓が印象的である一方、一番最初の写真にもあるように、街並み
 保存地区のわりには電柱や電線が無造作に残り、一歩街道裏に入れば朽ち
 果てた家が放置されてあったりと、武家住居と町屋と民家が混在するのが
 特徴だという事なのですが、世界遺産候補の街並みとしてはもう少し整備
 されていてもいいように思え、味気なく一体感に欠ける印象がちょっぴり
 残念でした。


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by kazemachitaro | 2006-06-06 00:31 | 風の旅 石見温泉津

世界遺産候補~石見銀山&銀山街道の町並み~part1

☆世界遺産候補 石見銀山
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 16世紀、石見銀山は良質な銀を大量に生産し、貿易を通じて16世紀から17世紀の東アジアへ流通しました。そして、この頃金銀や香辛料を求めて自らの文明圏を越えて世界に活動範囲を拡げつつあったヨーロッパ人にもこの石見銀の存在は有名であったとされています。
その産出量は年間40tと推定され、世界の産出銀の約3分の1を占めていたとか。当時の世界地図にも日本の石見の表記は残り、ザビエルは当初、日本を銀諸島と記載していたなどの記録が残っています。
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見学コース「龍源寺間歩」
通り抜けコースとなっている坑道は全長273m。江戸時代に開発された龍源寺間歩の壁面には当時のノミの跡がそのまま残っており、また二十余りの鏈押し坑道(鉱脈に沿って掘り進んだ横穴)や垂直に100m掘られた堅坑を見ることができます。



  縦横縦1m・巾60cmの横穴掘りは大変な作業であり、熟練の堀子でも
  1日30cm掘り進むのがやっとだったということです(左:横穴 右:竪穴)。
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  これほどの大銀山ですから、日本史的に見ても戦国時代の始まる頃から大量の軍資金を必要とする大名の石見銀山を巡る争奪争いは絶えず、毛利元就が西国一の大名になった、豊臣秀吉の長期にわたる朝鮮出兵を可能にした、徳川政権が安定するまでの政治資金となったなど、時の権力者とは切っても切り離せない銀山であり、日本を代表する鉱山遺跡として1969年に国指定史跡となっています。

 近隣のエリアには、最盛期人口約20万人が住み、現在代官所跡町屋や武家住宅が当時の面影を残し、大森地区と銀山地区は、国の重要伝統的建物保存地区に指定(先日の温泉津温泉エリア含む)されており、鉱山遺跡として世界的に見ても大変な価値があるそうで、現在ユネスコ世界遺産候補の中でも有力候補に挙げられています。
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 疲労困憊の鉱夫をほっとさせるかのような間歩の出口に露にぬれる山野草が。。。次回は世界遺産候補&要伝統的建物保存地区の大森の街並みを紹介します。

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by kazemachitaro | 2006-06-05 00:51 | 風の旅 石見温泉津

世界遺産候補。。。温泉津(ゆのつ)温泉郷散策

 温泉津温泉の中心を走る温泉津港からの街道は、石見銀山街道と呼ばれ世界的に有名だった石見銀の搬出港、銀山への食量・物資搬入港として栄え、その街並は毎晩賑わいとても華やかだったと言われています。
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 石見銀山は次期世界遺産候補の中でも有力とされ、この温泉津温泉もその対象エリアとして、旧き歴史の面影を残しています。
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 温泉街には賑やかな歓楽街などが見られず、鄙びた日本旅館と町屋が両側に立地する静かな街並みです。この古風な温泉街は2004年(平成16年)7月、温泉街としては初めて国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
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 そんな温泉郷をしばし散策してみましょう。
 ☆共同浴場
 温泉津には「元湯泉薬湯」と「薬師湯」(旧名「藤乃湯」)の2軒がありごく近接した位置で湧出する別々の泉源を用いています。泉質には相違があり、元湯泉薬湯は開湯時からの源泉を利用していますが
他の旅館等への引き湯は行っていません。
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 右上の浴槽の写真は元湯HPの借り物写真です。
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 軒には切細工が施され元湯の風格が感じられます。長命館にはお風呂は無く、すぐ前の元湯を外湯として利用。それにしても。。。立派に旧い。。。3階立て?
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 元湯正面の広場には飲泉場。。。半熟の温泉卵の味が。。。 
 これに対し1872年(明治5年)の浜田地震によって湧出した薬師湯は湯気だしの塔や欄干、ステンドグラスなどの造りに大正浪漫のイメージを感じさせるモダンなつくりの休館と新館が並び、大正4年に建てられた旧館は温泉街のギャラリーに姿を変えて、現在は新館の営業になっておりここのお湯が各旅館へも引湯されています。
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 ☆龍御前神社
 石見銀山華やかなりし頃、頻繁に温泉津港に出入りした北前船の守り神として信仰を集めたとか。温泉街を見下ろす岩山にあり背後の岩は龍が大きく口を開けた様に見えるらしい。本堂の屋根の飾りが凝っています。
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 ☆内藤庄屋屋敷
 毛利元就の家臣であった内藤家四百年の歴史を伝える屋敷、土蔵。なまこ壁、玄関の大きな縄のれんなどが庄屋であり、温泉津一の廻船問屋屋敷にふさわしい面影を残しています(1750年頃の建物)
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 ☆温泉街
 浴衣に下駄の音とレトロ感たっぷりのみやげ物屋や日常雑貨のお店が立ち並ぶ街並みは温泉情緒をいっそう引き立たせ、癒しを求める観光客にそっと何かを語りかけてくれそうですね。
  
 ●呉服屋さんとお饅頭屋さん
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 ●酒屋さんと薬屋さん
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 江戸時代、この温泉津には加賀6千、越前3千、越後3千など、諸国の北前船が年間1万9千隻が出入りしていたとのことで、お寺のお墓には越前屋越後屋、佐渡屋などの屋号が並ぶお墓もあるとか。
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 浸かるもよし、飲むもよし、名湯温泉津の名前は季節風に乗ってやってくる諸国の船乗りの癒しの温泉でもあったのですね。。。
 フーテンの寅さん旅シリーズのロケ地になったのも頷けます!!

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by kazemachitaro | 2006-06-04 02:28 | 風の旅 石見温泉津

堂々のファイブスター温泉 津温泉(ゆのつ)

  山陰の隠れた名湯 温泉津(ゆのつ)は、古来より薬湯として名高く
  その泉質は高い効能を持っていると云われ、昨今の温泉泉質問題も(循環
  レジオネラ菌、加温、加水などによる成分調整)、ここ温泉津にかぎっては全く
  問題としない、五つ星温泉です。
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  湯舟のへりには長年の堆積物(湯の花)で鍾乳石のように独特な色と形を
  形成し、効能の高さを感じさせます。日本温泉協会の調査項目では全て
  最高点のオール5。この評価が得られたのは全国でも11施設だけだとか。。。
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  温泉は温泉津川の川べりにあり、三方を山に囲まれながらも、西は天然の
  良湾をのぞみ、九州と東日本を結ぶ北前船の寄港地として、船員の疲れを
  癒したとされ、開湯以来1300年、46~50℃の源泉にいっさい手を加える
  ことないかけ流しの薬湯が、近年は原爆症にも効果があるとして広島など
  遠方方面からの湯治客も多くなってきています。
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  温泉街に大きな宿泊施設は無く、こじんまりとした温泉旅館が立ち並ぶ
  町並みは、温泉街として初めて伝統的建造物群保存区域「町並み保存」
  に指定されています。
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         「ゆ」につかり
           「の」んびり
              「つ」かれを癒すまち 

  ひなびた温泉情緒がそこかしこに残り、そんなキャッチが決して過大コピー
  でなく、ゆっくりとした時間すら忘れさせる素敵な温泉郷なのです。
  次回はその「町並み保存」の温泉街を紹介します。。。
                         ~It continues~

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by kazemachitaro | 2006-05-30 22:01 | 風の旅 石見温泉津
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 のんびり気ままな      ちょこ旅ブログです


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