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カテゴリ:風の旅 お土産紀行( 4 )

萌ゆる「若草」。。。新緑のごとく

a0068278_22565357.jpg山陰 水の都 松江、京都、金沢と並ぶ菓子処と評される城下町でもあり、お茶が盛んで、人口一人当たりの和菓子の消費量が日本一という町でもあります。

日本三大銘菓のひとつ、大名茶人松平不昧公ゆかりの日本三大銘菓「山川」は以前に紹介しましたが、その山川と並び松江を代表する和菓子といわれるのが新緑の緑をイメージした「若草」です。
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曇るぞよ
 雨降らぬうちに  摘みてむ 
栂尾山の春の若草


松平不昧公の歌から命名された若草は、求肥に薄緑の寒梅粉をつけたもの。緑の寒梅粉の味は「山川」を少しさっぱりと仕上げた感じですが中の求肥の味はふんわりと口の中でとろけていくようなとっても絶妙で柔らかな味なのです。
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一般的にある求肥入りのお菓子の求肥とは明らかに違い、寒梅粉の甘い味が邪魔に
思えるほどの素晴らしい出来です。
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見た目も美しく鮮やかで美味な和菓子の数々、城下町の名残の残る町並みの中に
その菓子処を見つけ出すのも松江観光の楽しみのひとつです。

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by kazemachitaro | 2006-05-31 23:08 | 風の旅 お土産紀行

『越乃雪』 日本三大銘菓その3

さて、日本三大銘菓のラストは新潟長岡『越乃雪』の登場です。
このお菓子を作る越乃雪本舗大和屋HPの由来によれば、
長岡藩9代藩主牧野忠精公がこれを食べて病気が治癒したことから、
同公より越乃雪の名称を賜り、藩内に留めおかず比類なき銘菓として
全国に知らしめるべしとのことで藩主や藩士の参勤交代の贈答品などに
盛んに求められたため、江戸をはじめ蝦夷地や上方にまで広く知られる
ようになり、また町方や在方の冠婚葬祭にも使われたとか。
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そのためか、エピソードも多く『米百俵の精神』の小林虎三郎
師佐久間象山への贈り物として、また長州の高杉晋作
亡くなる十日ほど前、今年の雪見はもうできないからと
見舞いにもらった『越乃雪』を傍らに置いてあった松の盆栽にふりかけて
雪見の名残をされたとか。
さらには明治天皇を初め岩倉具視、大隈重信などの明治政府高官や
長岡出身の山本五十六元帥もこよなく愛されたお菓子だということです。
高杉晋作:雪見盆栽イメージ(写真:慈眼寺HP管理人さんのひとり言道から)
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なぁるほど。。。高杉晋作:風待ちの大好きな維新の志士の一人。
もうそれだけでワクワクだったのですが。。。実はこの越乃雪、
相当に手ごわいお菓子だったのです。何が手ごわいかって?
見た目は、金沢『長生殿』、松江『山川』と同じく落雁系の砂糖菓子かと
思いましたが、箱からひとつ摘もうとした瞬間にそのイメージはもろくも
崩れます。。。と同時に越乃雪も崩れます。
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崩れやすいから。。。との添え書きを読まず、無造作に触ると
とんでもないことになります。。。ネットでこの越乃雪のことを書かれている
皆さんのご忠告を大変甘く見ておりました。とにかく、崩れ方が半端じゃなく、
腫れ物にでも触るかの如く、というより指で口に入れることは困難と早々に諦め、
スプーンですくってようやく食べられた次第です。これならば晋作の雪見盆栽
イメージも頷けます。
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味の方は、長生殿や山川の落雁系のイメージとは更に違い、
食感は砂糖をまぶしたきな粉のような感じ、はたまたコーヒーに入れる
クリープをそのまま口にした感じと言えばイメージが湧くでしょうか。
さらにきな粉のようなまとわりつく感じも無くさらっとして、じゅわぁ~と
とけていくまろやかな甘さはなんともたとえ様がなくたまりません。
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材料は長生殿や山川と同じく、餅米を越の雪のためだけに加工した粉と
阿波の国徳島から高級和三盆糖を押し物にしたとのことです。
現在国内で和三盆を製造しているのは香川、徳島の周辺で、
特に徳島の和三盆は高級とされ、全国の有名なお菓子屋のほとんどが
これを所望するとか(金沢長生殿もそうですね)。
いわば徳島の特産品で近年大変注目されているらしく、そのなかでも
越乃雪用に特別調整の高級和三盆を作る岡田製糖は、当地でも
大変な人気で観光スポットになっているほどです。
仕事で徳島を訪ねることも多々あり、勿論岡田製糖の話も聞いたことが
ありますが、まさかそこまでとは思っておらず、今度是非行ってみたいと
思いました。参:岡田製糖公式HP

3回にわたって紹介した、日本三大銘菓。。。いずれも甲乙つけがたく、好みにもよると思われます。また、これらの落雁系の有名な干菓子は他にも全国で負けず劣らずのものも多数あるようです。

とかく日本三大○×△が好きな日本人、その基準はそれぞれのお国自慢であったりすることが多い様ですが、この銘菓に関して言えば、江戸時代初期~中期にかけて作られ始めたルーツがしっかりしていること、いずれも当時の藩主御用達であること、そこに何がしかのエピソードが付いていることなどが三大銘菓といわれるようになった所以であるようですね。
一説には三大銘菓には福岡の鶏卵素麺も加わるとか。みなさんも是非取り寄せるなり、百貨店で購入するなりして食べてみてください。(ちなみに東京では長生殿、山川=池袋西武、越乃雪=日本橋三越、新宿高島屋などで販売しています。。。)

先日のバレンタインデー。。。チョコレートの無きことを予想した風待ちは
取り寄せた金沢『長生殿』、松江『山川』、長岡『越乃雪』で甘ぁ~く
盛り上がっていまぁす。。。うぅ、今月末までこの甘さを引っ張りそう???
by kazemachitaro | 2006-02-16 22:08 | 風の旅 お土産紀行

『山川』 日本三大銘菓その2

山陰 水の都:松江。。。松江城、武家屋敷、小泉八雲、宍道湖の夕日
そして伝統的な和菓子処として、知る人ぞ知る和菓子文化が栄える
城下町です。今日はその松江にある風流堂『山川』を紹介します。

葵の御門のついた箱。。。松平姓を語れるのは徳川の姻戚関係?
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江戸時代中期、藩主松平不昧公は茶人大名として大変有名であり、天下の美術品を収集し、料理、作庭,書道,菓子など諸般に秀でた殿様だったとか。
特にお茶の道を究め、自ら茶道・不昧流を起こして添え菓子としての和菓子作りを大変奨励したらしいです。

そのうちのひとつが、風流堂が作る、銘菓『山川』。不昧公がもっとも好んで食べた和菓子で、金沢『長生殿』と同じく、いわゆる落雁系砂糖菓子なのです。
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見た目は、少し柔らかく、『長生殿』ほどの硬さはなく、まるでこんにゃくの1枚板のような感じで送られてきました。

裏側には切り目があって、その大きさに分けて食べるのでしょうが、
これがなかなか手で分けようと思ってもちぎれず、モチモチっとした感じで、
包丁で切らないと切り分けられません。
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味のほうは、最初のひとくち目が、もさっ~としてチョット歯にまとわりつく感覚ですが、口の中で少しかみ合わせる間にゆっくりととけていき、お茶を一口。
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お茶の苦味で口の中に残る甘味がさっとなくなり、またもう一口といったちょっと食べ応えのある大きさです。
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切り口の見た目が少しザラ目っぽい印象であるためか、甘さも『長生殿』と比べ濃くてしっとりした感じで、渋めのお茶があいそうなお茶菓子です。今回のは普通の
山川で、他に和三盆を使った『古代山川』もあるそうです。

みみよりあわぁ~金沢『長生殿』と松江『山川』の繋がり発見!!
以前、テレビ東京のなんでも鑑定団で、この松平不味公が愛用した志野焼き茶碗の鑑定額。。。なんと6千万!! 不味公の持ち物にはお茶やお香などのマニアには垂涎物の焼き物も多くあり、金沢『長生殿』の判を直筆した小堀遠州が『すむころく』と箱書きした鉄絵香合はあまりにも有名とのこと。。。
               
松江の街のお菓子やさんのショーウィンドウは見た目も綺麗な彩の和菓子がたくさん並んでいて、お土産選びにも迷ってしまうことしばしば。その松江を代表する日本三大銘菓のひとつ『山川』。。。右手に6千万の茶碗、左手に『山川』。。。不味公エピソードぐるみで納得の味です!!

山川は同じなれど、風待ちは電気屋の初売りでもらった湯のみ茶碗を愛用中。。。にょほっ!!  次回大トリは。。。新潟長岡の『越乃雪』の登場です!!

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by kazemachitaro | 2006-02-15 23:09 | 風の旅 お土産紀行

『長生殿』 日本三大銘菓その1

今日から3回に分けて、日本三銘菓といわれるお茶菓子を紹介しまぁす

まず1回目の今日はお菓子どころ金沢の『長生殿(ちょうせいでん)』
約300年前加賀藩主前田利常公の創意により創られた銘菓。
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長生殿の名前は江戸時代初期の茶人で、桂離宮などの庭園を手掛けたことでも有名な小堀遠州に命名されたお菓子。このお菓子を製造する参:金沢森八公式HPによれば、阿波徳島の和三盆糖と北陸のもち米からなる精粉、山形産の本紅とどれも厳選された原材料を用い、小堀遠州卿直筆のてん書体「長生殿」の彫り込まれた木型で打ち上げて作るとか。
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見た目、さわった感じはいわゆる砂糖菓子の落雁を大きく板チョコ風にした感じと言えば伝わるでしょうか。見た目ちょっと固めの感じですが、『カコッ』ってチョコをかじる要領で口に入れると、あとはラムネ菓子のように"ふわぁ~&さらぁ~"と消えていき、和三盆(高級砂糖)のさっぱりとした甘さ、そしてここでお茶を一口飲めばその甘さの余韻を残しながらもすっきりとした後味が残る。。。そんな感じのお菓子です。

一番安い6個入りでもちゃんと木箱に入ってくるのはさすが
中身が透ける薄い和紙風の包み紙にもさりげない絵柄と金箔?が。。。
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風待ちがこのお菓子を知ったのは5年前の祖父の白寿祝い
何か気の利いたものをと探していたら、長生殿という名前のお菓子。
そのまま読めば『ながいきどの』と読めるのが気に入って、取り寄せて食べたら
美味。口に入れやすい大きさに割ってあげればおちょぼ口の祖父でも食べられ
紅白をイメージする詰め合わせで日本三大銘菓とくれば、お祝い事に最適だぁと
思い送ってあげたことがきっかけ。。。
以来祖母の米寿のお祝いにも送り、年配の身内のお祝い事とかの贈り物に
とっても喜ばれています。
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金沢:加賀藩前田家は戦国時代から徳川家300年の江戸時代を外様大名で
ありながら切り抜けてきた100万石の実力を持つ雄藩。
それゆえに機会あらば取り潰しを図ろうとする幕府の目先をかわすため
初代利家の『徳川には楯突くな。。。』の教えを忠実に守った利常が食文化や
工芸分野の職人、文化人を京都から招いたことが現在の金沢の町並みや
金箔工芸、京都にも負けない数々の和菓子やふがしに伝統として残っている
らしいですね。。。
見所、食べどころに尽きない金沢、何度も訪ねてみたい町です。。。

次回、日本三大銘菓は山陰松江の山川です!!

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by kazemachitaro | 2006-02-15 01:26 | 風の旅 お土産紀行
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