~風吹くままに 心のままに~

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タグ:博物館 美術館(絵画) 資料館 ( 7 ) タグの人気記事

故宮博物院/台湾

 フランスのルーブル、アメリカのメトロポリタン、ロシアのエルミタージュと並んで
 世界四大博物館の1つに数えられている「国立故宮博物院」。
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 台湾に来たらここを見ないわけにはいきませんね!!
 中でも翡翠の彫り物をはじめとする細工工芸の展示品には感嘆、驚愕、唖然etc
 一番古いもので8千年前からの歴史を垣間見るわけですからツアーの2時間程度
 では足りるはずもありません。

 しかしながら、この故宮博物院、実は台湾だけでなく、中国/北京にも同じ名前の博物館が
 あるのです。実はもともと同じ博物館だったのですが、台湾(中華民国)ができる内紛経緯
 の中で、中国/故宮博物院の収蔵品の秀逸なものだけを選び、台湾へ移動したいきさつが
 あるようです。

 さて、この台湾/故宮博物院の海外展覧会が、2013年にも日本で初めて開催される見込
 みです。台湾の「故宮博物院」の美術品を海外で展示する場合、前述の背景から中国側
 からの差し押さえを求める動きが懸念されるため、海外美術品の第三者からの差し押さえ
 防ぐ法律が整備された国でしか開催されてきませんでした(米仏独とオーストリア)。
 今年3月下旬、日本においてもようやく海外美術品公開促進法が成立し、中国側からの
 差し押さえができない法整備ができて、初めて開催できる見込みが立ったわけです。
 素晴らしい収蔵品の数々、是非、もう一度見てみたいですね!!

              お勉強のコーナー:国立故宮博物院HP

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by kazemachitaro | 2011-06-24 02:17 | 風の旅 台湾

平山郁夫画伯。。。しまなみ海道に想う

過日、日本画壇の重鎮:平山郁夫画伯が亡くなられました
シルクロードと仏教伝来をテーマとする画伯の作品と功績の数々はあまりにも有名ですが、
風は。。。画伯の出身地広島と私の故郷今治を繋ぐ架橋、しまなみ海道の開通を記念して
作成された『しまなみ海道五十三次』のデッサン作品がお気に入りです。
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なかでも、画伯はこの来島海峡大橋を描きながら、
大島と今治を結ぶ来島海峡大橋は、小島を三つほど、ぽん~と跨いで橋が架けられている。飛石を行く夢の橋となっている。~中略~青い海に、緑の島を縫って白い橋が大島から今治に結ばれる姿は、神和の物語が、夢が、現実に出現している。。。『天駆ける白い橋』  とのコメントを残されています。
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しまなみ海道のそれぞれの橋を訪ねると、画伯がデッサンされた場所にその絵の陶板レリーフが残されており、原画は瀬戸田町にある『平山郁夫美術館』に所蔵展示されています。
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まさに、夢の架け橋。。。子供の頃には思いもしなかったこの景色なのですが、橋が出来て10年、
遠く離れて田舎を想うときに出てくる最初の景色となりました!!

そんなきっかけで、平山郁夫画伯の名前を知ることとなると、これが不思議と行く先々で画伯の作品に出会います。佐久美術館やポーラ美術館、特に島根/安来にある足立美術館で見た『祇園精舎』には、しばし佇むほどに引き込まれました。他にも、薬師寺/玄奘三蔵院の壁画などなど、風の旅の中で比較的身近に感じられる画伯でありましたので、とても残念です。ご冥福をお祈りします。

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by kazemachitaro | 2009-12-23 23:56 | 風の旅 しまなみ海道

『明日への神話』~ヒロシマ・ナガサキ~

 大阪万博のシンボルとなった『太陽の塔』
  と同時期に制作され、〔塔と対をなす〕といわれる
 岡本太郎作の巨大壁画
   『明日への神話』 
この絵には
  《原爆が炸裂する悲劇の瞬間だが、
  単なる凄惨な絵とするのでなく、人は残酷な惨劇さえも誇らかに
  乗り越えることができる。そしてその先にこそ
  「明日の神話」が生まれるのだ》
という強いメッセージの想いが
  込められていると言われています。
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 平成20年11月18日より渋谷マークシティー連絡通路内で恒久公開
 それ以前は、汐留や東京都現代美術館で
 一時公開されていましたので、すでに御覧に
 なっている方も多いと思います。

 この絵の誘致候補先は原爆の被災地である広島は勿論、
 太陽の塔がある吹田市も名乗りを上げていたそうです。
 いずれが選ばれても頷ける理由がありますが。。。
 なぜ若者の町渋谷に。。。

 選定理由には、日本の顔として高い情報発信性を持ち
 1日30万人が行き交う渋谷というブランド、既に設置可能で
 具体的な場所や費用も確保済みであったことが評価されたとか

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 確かに。。。改めて広大な空間に設置された
 縦5.5メートル、横30メートルの巨大壁画
 『明日への神話』からは~強烈な何か~を感じずにはいられません。
 少なくとも、何事にも「無関心」で流されてしまいがちな日常であることに
 ホンノ一瞬でも気付かされたような気がします。。。

PS:①ピカソ作「ゲルニカ」を思い出しました
   ②この絵の修復作業の大半は故郷愛媛で行われたそうな
   ③東京で原爆への想いを感じられる場所が増えました
   ④この絵が生まれたのはメキシコだそうです
    詳細は『明日の神話』プロジェクト  

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by kazemachitaro | 2008-12-13 00:28

日本に親しみある画家 ゴッホ&ミレー

☆『ひまわり』a0068278_22405690.jpg

 ひまわりを題材にした絵を数多く残したゴッホ
 ひまわりだけでなく、彼が残した絵には黄色い
 色の色使いが力強いタッチで描かれ、彫刻の
 ような立体感を生み出すとともに、その画彩(才)
 は貧困と精神病に悩まされ、37歳の若さで悲劇的
 な死を遂げる予兆であったとも言われています。

 浮世絵など日本にも興味のあったゴッホ。。。
 十数年前バブルさなか、日本の某保険会社が
 58億で落札した「ひまわり」を見ようと、当時
 のブームになったのは記憶に新しいですね。


 彼の絵には世界中の画商が高値を付け、それがものの見事に売れていくとか。。。
 狂気ともいえる画家としての短い生涯の間で、生前彼が売却した絵はたった
 ひとつであったこともそうした背景にあるのかも知れませんね。
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☆『落穂拾い』
 風待ちが美術館巡りも悪くないなぁ。。。と思うきっかけとなったのが、この絵の
 作者ミレーの絵を眺めた時。
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甲府にある山梨県立美術館、ミレーを有名にするきっかけとなった「種まく人」の原画が
所蔵されている美術館で有名ですが、確か学校の教科書にも出てきた絵が、何で日本の山梨県にあるの?と不思議に感じた記憶が。。。!!
  



 ここ大塚国際美術館には、その「種まく人」はありませんでしたが、その後の
 更なる代表作「落穂拾い」はしっかり飾られてありました。
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 名画と言われる絵は沢山ありますが、農村風景を巧みに描いたミレーの絵は
 あーだこーだの難しい理屈なしで、素直に好きなれる絵であり、西洋画の中
 では風待ちが最も好きな画家なのです。
 農業国日本では、ミレーの絵は早くから好まれ、教科書の挿絵などに盛んに
 使われる時期もあったとかで、風待ちも少なからずこの影響を受けているの
 でしょうか(笑)???
  
 大塚美術館には、まだまだ沢山の、あっ見たことある?とか、ふーん
 そうなんだ?と感じられる名陶板画(フェイクだけど限りなく本物に近い)が
 展示されています。じっくり見てまわるには、平均5~6時間は必要だとか。
 日本に居ながらにして歴史に残る世界の名画鑑賞ができる、その発想と永遠に
 残る陶板の名画に乾杯です。 
                   ~シリーズ大塚美術館:The end~

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by kazemachitaro | 2006-05-29 23:13 | 風の旅 四国

世界遺産の名画「最後の晩餐」~大塚国際美術館part3

  PART1で紹介したシスティーナ礼拝堂を描いたミケランジェロ
  ライバルと称されるのが巨匠レオナルド・ダ・ヴィンチ
  彼が残した「最後の晩餐」は西洋美術史上の最高傑作と云われています。
  しかしながら、いくつかの戦災を経てこの壁画が残っているのは奇蹟に
  近いとまで言われてるほど痛みが激しく、1970年代まではその芸術的価値も
  よくわからないほどだったとか。これまで科学的技術をもとに、何度かの修復
  作業が行われその都度新たな発見もあり、この絵が物語る歴史的価値も含め
  世界遺産の壁画としてますますその価値は高まってきています。
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  絵自体は死期を悟ったキリストを中心に12人の弟子が食事をする中、
  イエスが裏切り者がこの中にいると言った瞬間の弟子達の驚きの表情を
  イメージしており、銀貨の袋を持ってのけぞるユダ(左から頭4人目)
  その人物だというのが通説ですが、ダヴィンチが意図するイメージに
  様々な謎を含むという見方もあることから、今話題になっている
  「ダ・ヴィンチコード」のような展開を生むミステリアスな絵でも
  あるわけですね(まだ小説も映画も見てませんが)。

  現在、現地でのこの絵は複数の扉によって外気との接触を減らし、観光も
  人数制限などをして保存活動がされています。具体的には
  ①閲覧は完全予約制で、数日前に予め電話をするかチケットの入手が必要
  ②閲覧時は予約時間の30分以上前に到着の必要
  ③一グループ最大25人までで、閲覧は15分程度に制限される。
  ④食堂の柵越しで近くで見ることが出来ない
  などの制約が多く、タイミングよく日本からのこの絵画を見られるツアーは
  少ないとのことです(最後の晩餐:wiki参照)。

  しかし、ここ大塚国際美術館では、修復前と修復後の最後の晩餐画を陶板画
  に写し、背中合わせに展示してあります。
  どれだけ見ていようが、近づこうが、手で触ろうが何の制約もなく、殆ど
  オリジナルに近い世界遺産の謎多き名画を今話題の映画&小説の内容と対比
  させ、じっくりと堪能できます(UPした写真は修復前とされるほうです)。


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by kazemachitaro | 2006-05-28 16:51 | 風の旅 四国

ちょっとお得な世界美術館めぐり。。。part2

プラド美術館は、スペインのマドリードにある世界でも有数の美術館です。
そこに所蔵されるエル・グレコの5点の作品
「キリストの復活」(左上)、「キリストの磔刑(たっけい)」(中央上)、
「受胎告知」(中央下)、「聖霊降臨」(右上)、「キリストの洗礼」(右下)
にルーマニア国立美術館の1点「羊飼いの礼拝」(左下)を加えた6点で
かって1600年頃にあったとされている幻の大祭壇画を推定復元したのが
大塚国際美術館のこの写真です。
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実はそのエルグレコはもともとスペインの宮廷画家として、多くの作品を残して
いるらしいのですが、独特の色使いや構図が生前はそれほど高い評価を受けて
いなかったとか。
後にエルグレコの影響を受けたピカソなどによって再評価されるようになったと
いうことです。実は倉敷にある日本で最初の西洋美術館 大原美術館にも
彼の「受胎告知」の原画が所蔵されているのは有名ですが、この絵が日本に
ある事自体が奇蹟だと評されているほどだと(wiki参照)。。。グレコの評価価値が
高まっていなかった頃に購入できたからなのでしょうか?

「受胎告知」。。。と名の付く絵は沢山の画家が題材にしており、大塚美術館の中
でもあっちにもこっちにもあります。もちろん、冒頭紹介した大祭壇画の受胎
告知と大原美術館にある受胎告知は、同じグレコ作品でも違う絵であるわけで
受胎告知という絵はひとつしか無い。。。と思ってた風待ちはお勉強になりました!!

さて、そのエルグレコの再評価を高めたのがピカソ。私達のピカソのイメージは
何を描いているのかさっぱりの抽象画なのですが、そのピカソの名画もちゃんと
陶板画になっていました。

「ゲルニカ」
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ナチスドイツ軍によって全滅したスペインのゲルニカの悲報を聞いたピカソは、
反戦を主張するこの大作を1ケ月で仕上げたと言います。
製作直後に開催されたパリ万国博覧会でスペイン館の壁面を飾った後、反ファシ
ズム運動の象徴として世界各国を巡回したそうですが、当時政情不安定の祖国
スペインへは戻されること無く、長い間ニューヨーク近代美術館に保管された
ままで、ピカソの死後に初めてスペインにもどされたとか
                       (wiki&群馬県立美術館参照)。

生前、ピカソはこのオリジナル原画と同じ構図のタピスリー(つづれ織り)
いくつか作成(もしくは指示)したらしく、そのうちのひとつが群馬県立近代
美術館
に所蔵されており、またニューヨークの国連本部にもほぼ同じモノが
あり、ここ大塚美術館の陶板画と合わせるとすでに原画に加え3つのゲルニカが
存在するということになりますか?

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by kazemachitaro | 2006-05-27 23:54 | 風の旅 四国

ちょっとお得な世界美術館めぐり。。。part1

ひょえぇ~。。。いやいや、コレは想像以上の凄さ!!
フェイクであると知りながらも、この十分すぎる満足感はどうしたこと。。。
ここ徳島県鳴門にある大塚国際美術館を訪ねた人の誰しもがそんな印象を
受けるのではないでしょうか!!

☆システィーナ礼拝堂
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  イタリア バチカン市国にあるシスティーナ礼拝堂。
  彫刻家ミケランジェロが6年の歳月をかけて作成した壁画「最後の審判」
  は美術史上に残る最高傑作のひとつ。
  天使、キリストを中心とした天国と引きづり込まれる地獄、本来彫刻家で
  あったミケランジェロはこの壁画を描くにあたって、画家でない自分が、
  こんな大壁画を描いていいのかと悩みながら作り上げたと言われています。
  
  こうした美術史史上に残る現地の本物は写真撮影など出来るはずも無い
  のですが、「なんちゃって?システィーナ礼拝堂」では、それが可能!!
  ※原則、壁画、絵画だけの撮影は著作権の関係上好ましくないとの事で
    あった為人影を入れていますが、そうした配慮なしで写しても、特に
    お咎めの様子は見受けられませんでした。。。
  ※上記修正追記
    イタリアの美術館では撮影が認められているところもあるらしいですが。
☆スクロヴェーニ礼拝堂のフレスコ画
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  この大塚美術館は、オロ〇ミンCやボン〇レーで有名な大塚製薬グループの
  オーミ陶業
が、オリジナルと同じ大きさ、色彩を特殊技術で陶板(セラ
  ミック)に焼き付け忠実に再現させたもので、礼拝堂壁画のスケール感は
  現地のものと同じに再現されており、世界の名画、壁画の美しさを日本に
  居ながらにして体験出来、フェイクであることをいつの間にか忘れさせて
  くれる一見の価値ありの美術館なのです。
  PS:入館料もなんと大人3150円のひょえぇ~価格ですが。。。

                         ~It continues~
by kazemachitaro | 2006-05-27 01:39 | 風の旅 四国
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 のんびり気ままな      ちょこ旅ブログです


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